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赤飯には小豆というイメージがありますが、実はささげが用いられている場合があります。
小豆とささげにはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、赤飯に使われる小豆とささげの違いについて見ていきましょう。

▼赤飯に使われる小豆とささげの違い
■品種
小豆とささげはよく似ていますが、実は異なる品種です。
小豆はマメ科ササゲ属アズキ亜属の一年草なのに対し、ささげはマメ科ササゲ属ササゲ亜属の一年草です。
さらに小豆は東アジア、ササゲは南アフリカが原産と、生まれた地域も異なります。

■色合い
小豆は黒みがかった赤色で、つやがあるのが特徴です。
一方のささげは小豆のようなつやはなく、くすんだ色合いをしています。
また、小豆にはふちの部分に「目」と呼ばれる小さなへこみがありますが、ここにも違いがあります。
小豆のふちは白いのに対して、ささげは黒っぽい色をしているのが特徴です。

■煮た時の違い
見た目が似ている小豆とささげですが、煮ると違いがはっきりわかります。
小豆が煮崩れを起こしやすいのに比べて、ささげは煮崩れしにくいのです。
おめでたい席に使われる赤飯にささげがよく用いられるのは、割れた小豆の見た目の悪さです。
「割れた小豆を赤飯に用いるのは縁起が悪い」という考え方をする地域では、小豆ではなくあえてささげを用います。

▼まとめ
赤飯に使われる小豆とささげには、いくつかの違いがあることがわかりました。
煮崩れを起こしにくいささげは、おめでたい時に用いる赤飯にはむしろ適していると言えますね。
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